素晴らしいドラマでした「弟」
石原潔(父):渡哲也
石原光子(母):高島礼子
ネットより
石原慎太郎が弟・裕次郎を描いた同名小説を、全5夜にわたってスケール壮大にドラマ化。放送時の視聴率は5夜連続で視聴率20%を超えて、今なお裕次郎人気が不滅であることを見せつけた。
昭和12年から25年までの戦争を挟んだ激動の時代を描いた第1夜では、父・潔(渡哲也)の男っぽい生き方に影響を受けた伝説的兄弟の幼年時代が浮き彫りにされる。その父が急死し、慎太郎(長瀬智也)と裕次郎(徳重聡)がくっきりと違った生き方を歩み始めるあたりからドラマが本格的に躍動しはじめる第2夜は、大学在学中の昭和30年に『太陽の季節』で芥川賞を受賞した慎太郎の話の方がメイン。映画化された『太陽の季節』に出演したことをきっかけに裕次郎(徳重聡)がスターダムをのし上がっていく過程と、女優・北原三枝(仲間由紀恵)との運命的出会い、さらには石原プロモーション設立までをつづった第3夜では、最盛期を迎えていた日本映画界の活気とその時代の風俗が抜群におもしろい。『黒部の太陽』にすべてをかける裕次郎の熱い思いに心打たれる第4夜は、映画の再現シーンが圧巻だ。解離性大動脈瘤の手術から奇跡の生還をとげた後も病魔に蝕まれ続けた裕次郎(三浦友和)の、闘病生活から死出の旅までを描いた最終夜は、裕次郎を取り巻く人間たちにもスポットが当てられており、普遍的なホームドラマの域にまで昇華されていくあたりに好感が持てる。
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